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2007年06月19日 (00:04)

紅蜘蛛城の幻影 妖 百々目鬼 前


百々目鬼 前編



紅蜘蛛城の幻影 妖 

百々目鬼 前


季節の頃は初夏。夜となるとそこそこ過ごしやすい季節になりました。
そんな夜はちょいと一夜の夢でも見たくなるものでございますが。。。。。。

ほろ酔い加減で、とある卸問屋の旦那はひと遊び終えてあぜ道を千鳥足で歩いていました。

「しかしなんだなぁ。そろそろ蛙の鳴き声が聞こえても良い季節なんだが。。。。
このところのかんかん照りでさすがに蛙もでてきやしないよ。風情に欠けるねぇ。。。」

ぶつくさといいながらもさっきまで添い寝していた女の顔なんかを思い浮かべながら
上機嫌で歩いておりますと、なにやら前方にきらりと光るものが。
さしずめ野良猫の目玉か何かかと様子を伺いますと一つ二つ増えていきます。

「またずいぶんといるじゃぁないか、えぇ。これはまいったぞ。
さてさて、何かあげられるもんでもあったかな。。。。と。」

懐を探りますとちょうど良い頃合の乾物が入った包みが出てまいりました。

「ははは。さてはお千代の奴。こんな悪戯しやがったな。ちょうど良い。ほれ。」

旦那は立ち止まるとしゃがみこんでするめの切れ端を前方にひょいと投げました。

「なんだよおい。するめでは嫌か?さすがにこの辺りじゃぁ野良も舌が肥えてるのかいな。」

さささささ。。。。。。。

気配が近くなってきました。

「よしよし。たんとお食べよ。ささ。」

しかしながら一向に食べる気配はありません。

「どういしたんだい、えぇ?まったく気まぐれにも程があるってもん。だ。。。。。。」

旦那はその目の前に光景に圧倒されてしましました。

数え切れない数の視線が旦那をじっと見つめております。

数え切れないほどの。。。。。。。


眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼
眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼
眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼
眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼
眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼 眼


「ひ。。。ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!」


旦那は抜けちまった腰であたふたと後ずさりながら一目散に逃げ出しました。


とまぁ。。。。こんな感じで幕を開けましょうか。

古今東西!今回お届けする物語。
積もりに積もった作者の思いがこれでもかというほど詰まった一本!
満を持しての痛快娯楽伝奇時代!激!撃!劇!でございます。

話の舞台となりますのは火事と喧嘩が華と謳われ
熱い男と女の情に溢れんばかりの江戸の話でございます。
粋でいなせな連中が所狭しと縦横無尽に駆け巡るお祭り騒ぎな物語!
書きたい事を全部ひっくるめて書くために

「妖」の件(くだり)と「艶」の件(くだり)に分けさせていただきます。

ここで語られるのは「妖」。

はてさてどんな妖しいもんがでてくるんでしょうね。

奇奇怪怪。お江戸の闇夜に光る無数の眼。

それが今回の話のお題目でございます。

奇想天外!痛快時代活劇!紅蜘蛛城の幻影!妖!はじまりはじまりぃ!!!




幅二間の鉄漿溝(おはぐろどぶ)を周囲に巡らせ、東西百八十間、南北百三十五間の
四角い土地はその大きさなんと二万と七百六十坪。この中に遊女三千と称されるくらい
大勢の遊女が働いている。それ以外にも裏方の人々、日常生活に必要な雑貨や食品を扱う
商店、本屋・質屋・銭湯・職人・医者・手習指南・芸人など一万人近くが住む町。

それがこの物語の舞台となる、吉原である。

江戸の男達がこぞってこの場所に洒落と粋をひっさげて通っているわけだが。

その中でも、一際人気の廓があった。

店の名前は狗狛屋(いぬこまや)。

廓といってもいろいろあれど、廓の中の廓と謳われるほどの店は
この狗狛屋とせいぜい得麗屋(えれいや)くらいのものだろう。

その狗狛屋の主の名前は狗鬼蔵人(いぬきくろうど)。
聡明で品のある伊達男の風情もさることながらこの吉原のずべてを取りまとめる
総名主の務めも果たしている吉原の顔である。

そんな言わずと知れた狗狛屋に名物男がもう一人。

馴染みの客の間ではすっかりここに居候している事が知られた男が一人。

名は慧鷺之介(えろのすけ)というらしい。

いつものように昨晩も馴染みの席に呼ばれては酒を煽ってどんちゃん騒いで
気が付いた時には昼もとうに過ぎていた。

二階の角部屋を自分の部屋と決め込んで居座っているこの男。
大層図太い神経である。高鼾(たかいびき)で寝ているところ
いつものようにいつもの相手に叩き起こされることになる。

「ちょいと。起きなさいよ。何時だと思ってるんだよ。まったく。
ちょっと。起きろっていうのがわかんないのかい。。。。。はぁ。。。。。
えの字!起きろ!起きろ!起きろ!起きろ!起きろ!起きろ!
あぁそうかい。わかったよ。じゃぁしょうがないね。こうなったら。。。。」

相手は思い切り大の字になって寝ている慧鷺之介目掛けて飛び込んでいく。
ちょうど鳩尾辺りにひじから落ちていった。

「がふぅぇ!!!!」

叫びとも呻きともとれない何だか例えようのない音を発して上半身を起こす慧鷺之介。

「馬鹿野郎。こんちくしょうめが。中身が出ちまったらどうすんだ!!!よ。。。。っと。」

見下すように冷たい視線で見下ろされて言葉の勢いが失せる。

藤色の着物を粋に着崩したこの店の名物女将。
遣り手(やりて)のお凛を目の前にすればたちどころに勢いも失せる。
というのがこの店にいるもののさだめである。

蔵人に全てを任され店の細かな切り盛りを実質的にこなしているのは
何を隠そうこのお凛なのだから、お凛がここの掟で掟そのものがお凛である。
といっても過言ではないようだ。

かといってこのお凛。よく浮世絵なんかで出てくる遣り手婆の類とは違い。
容姿端麗。この店の看板である花魁たちにも引けを取らないいいオンナの類である。
店の者からの信頼も厚くけっしていつでもこのような振る舞いであるわけではない。

が、事の外、古女房のように慧鷺之介には大層厳しい。

この二人のやりとりはこの店では日常茶飯事でこの遣り取りを聞いて
身支度を始める技楼(ぎろう。遊女の事。)もまた少なくなかったりする。

「まったくあんたは覚えるって事を知らないのかい。いくら蔵人さんが許したってね、
あたしゃ許さないよ。こんな図々しい居候はどこ探したってあんたしかいないよ!」

いつもの小言を耳にして目を覚ますのもいつものこと。
意外と慧鷺之介も悪い気分でもないらしい。頭をかきながらいつものように言い返す。

「朝からやいのやいの騒ぐんじゃねぇや。ったく。よほどそとの野良の方が大人しいぜ。」

腕組して突っ伏しているお凛は溜め息を漏らして言った。

「あぁそうかい。甲斐甲斐しく気付けの一杯とおまんま運んできてやった女を
袖に振るなんて、天下の狗狛屋の居候も了見の狭い男だねぇ。」

目の前の膳を見るとゆらゆらと湯気が踊る炊き立ての飯に香の物、浅蜊の吸い物が並べられている。
お凛のいうとおりその横には気付けのおちょうしとお猪口まで添えてある。

お凛にとって慧鷺之介は既に無二の親友であり、唯一女の部分を晒してもよいと思える存在らしい。
なんだかんだこうやって慧鷺之介を起こす役目を他の者に任せることは滅多にない。

慧鷺之介は着物の乱れを整えて正座して深く頭を下げた。

「申し訳ない。どうしても起きがけってのは虫の居所が悪くってな。ついついこう、
かぁっと。。。。。嫌。ほんと申し訳ない。」

お凛はそんな慧鷺之介の様子を見て口元を緩めて機嫌を直すも

「いつもいつもそればっか。そう何度も騙されるお凛さんじゃないんだよ!」

ぷいと顔を横に向ける。降りをする。

お凛の裾元に手を伸ばして慧鷺之介は見上げながら言う。

「まぁまぁそういわねぇで。な?っておいおい、
今日も小股が切れ上がっていい女じゃねぇか。だからそういつまでもつんつんするなよ。」

ここまでお凛に上等な口を聞くのも慧鷺之介くらいなもんで。
お凛はそんな慧鷺之介を嫌いではなかった。

「そ、そうかい?いやさ。この留袖がさぁ。今朝仕上がってきたばかりでね。」

上機嫌で話し始めるお凛に合いの手を打つように慧鷺之介はおだて始める。

「どおりでなんかいつにもましていい女だなぁって思ってたとこだよぉ。」

まったくもって調子のいい男である。

「や、やだねぇ。もういいから早くお食べよ。」

お凛もまた意外と騙されやすいようである。

慧鷺之介は箸を持って手を合わせると吸い物の椀に口をつけた。

「う”へぇ。。。。。。。。。こいつはいいや。」

酔い覚ましに浅蜊の出汁が染み渡っているようである。

お凛はそんな慧鷺之介の顔を見ながらお猪口に酒を注いで一口。

「あぁ。やっぱりこれがないとねぇ。朝の世話支度から掃除。いろんな手筈を整えて。
えの字の部屋でちょいと中休みの一杯。これでようやくこの店が開くってもんだよ。」

いつものことだがお凛は慧鷺之介の遅い朝飯といっしょに自分用に酒を持ってくるようだ。

安堵感に満たされていい顔で酒を飲むお凛。

慧鷺之介もまたその顔を拝みながらの一膳の飯がこのうえなく気に入っている。

一通り平らげる頃合にお凛が茶を椀に注ぐ。
一切れ食べ残しておいた香の物を箸で摘んで、茶碗の中をひと撫でふた撫でして
飯の粘り気を落としてから一気にそれをすする。

再び箸を持つ手を合わせて頭を垂れる。

お凛はそれを見てお粗末様と膳を端へよける。

「えの字も飲みなよ。」

お猪口をすっと慧鷺之介に差し出すとおちょうしからとくとくと酒が注がれる。

「酔い覚まししてすぐ気付けの一杯かい。いくらなんでも気の短けぇ話しだなぁ。」

そういいつつも慧鷺之介は飲み干して一呼吸する。

お凛の頬がほんのり色づいているのを見て慧鷺之介の下心が悪さをしたがる。
お凛の肩をぐっと引き寄せると襟元に手を伸ばしていった。

「昼間の戯言もいいもんだぜ。」

お凛は俯きながらも上目で視線を絡ませる。

「ちょっと。駄目だってば。。誰か来たらどうすんだい。」

と、拒みながらも抵抗しない程度の遣り取りをしていると。

階下のほうでやいのやいのと騒いでいる声が聞こえてくる。

慧鷺之介とお凛はそれが気になって店の前の通りに目を向ける。

するとそこには色鮮やかな羽織を着飾った二人の娘が踊りながら芸を見せていた。

華やかな髪飾りと手に持った薄衣はふわりひらりと宙を舞う。
鈴の音のような澄んだ歌声に調子を合わせて笛を吹く。

二人の周りには自然と人の和が出来上がって、ひと芸見せては拍手が鳴り
思い思いにその芸を楽しんでいたようだった。

「たいしたもんだねぇ。」

娘二人の跳んだり跳ねたり歌ったり踊ったりを見て、お凛が言うと。

「ほぉ。珍しいなぁ。踊り巫女じゃねぇか。この色街に踊り巫女がくるなんてなぁ。」

そういいながらそれを肴に気付けの一杯を楽しんだ。

「踊り巫女って、、、、なんだい?」

お凛が慧鷺之介に言うと

「異風異形の踊りで神々を喜ばせ、見物人からのお布施を頂いて旅する芸人衆。それが踊り巫女さ。
歌舞伎の祖っていわれてる出雲の阿国なんかも踊り巫女だったんじゃねぇかって言われてる。
まぁこのご時世には田舎でも行くことがねぇ限り見ることも珍しい旅芸人だな。」

お凛はふぅんと言いながら娘達の芸を見つめていた。
慧鷺之介もまた彼女達の演舞をまじまじと見続けている。

甲高い笛の音が舞の終わりを告げると一斉に拍手が沸きあがった。
釣られてお凛も手を叩いて声を掛ける。

取り囲む人たちにお礼を言いながら箱を持って回る娘。
もう一人の娘は何故か先ほどからずっとこちらの方を見つめていた。

ふと慧鷺之介の視線と娘の視線があった。

横にいたお凛もそれに気付いたらしく。

「えの字。知り合いかい?ってそんなわけないか。」

そういうとお布施を渡してくると言って階段を駆け下りていった。

初めて見るけど。。。。なんだか初めてじゃねぇような。。。。。。。。。

慧鷺之介はこころになにか霞がかかったように感じた。

するとお凛が人の輪をかき分けて娘にお布施を渡しているのが見えた。

先ほどまでこちらを見ていた娘の方がお凛に歩み寄って耳元で何かを話している。

お凛はそれを聴いてからこっちのほうを見て睨みながら叫んだ。

「ちょいと!えの字!あんたこの子の知り合いだっていうじゃないか!!!!」

一向に思い出せない慧鷺之介に関係のない今まで芸を見ていた人たちの視線まで注がれた。

顔見知りの連中の野次も耳に入ってくる。

白状もんだのトウヘンボクだの甲斐性無しだのクセ毛だの。

慧鷺之介は今にも飛び降りていきそうな勢いで下に向かって叫んだ。

「てめぇらこんちくしょううるせいやい!どさくさにまぎれてクセ毛言ってんじゃねぇぞ!」


紅蜘蛛城の幻影 妖 百々目鬼 前 完

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